パーレー法はシンプルな攻略法です。
その特徴から、ルーレットでも重宝する攻略法として知られています。
一方、ルーレットの定番として知られる攻略法ではマンシュリアン法も知られています。
今回は、パーレー法とマンシュリアン法との比較を行い、ルーレットの攻略法として、どちらが有効化を検討していきましょう。
マンシュリアン法とはどういった攻略法なのか
マンシュリアン法は4つの数字に同時に賭けるコーナーベットを負けるたびに増やしていく攻略法です。
パーレー法とは逆に負けるほど、ベットする場所が増えていき、それとともにベット金額が増していくのが特徴です。
しかし、ベットする場所がどんどん増えていくため、勝率もどんどん上がっていきます。
この攻略法の特徴は、9倍の配当によって一度でも勝てれば損失が回復できるのが特徴です。
5連敗しなければ確実に勝てる攻略法として知られており、負ければ負けるほど、負けにくくなるベット法といえるでしょう。
ちなみに勝率は、ヨーロピアンタイプ(0と1~36で構成されるルーレット)をもとに計算すると次の通りです。
・1回目:10.81%
・2回目:30.1%
・3回目:52.77%
・4回目:62.32%
・5回目:87.69%
攻略法が失敗する確率は、12%以上となりますが、5連敗目の勝率は87%を超えるため、大きな欠点を持つ攻略法とは言えないでしょう。
また、マーチンゲール法などに代表されるベット金額が増えていくスタイル、プログレッシブ型攻略法に分類されています。
実は、パーレー法もマーチンゲール法とは兄弟関係にある攻略法です。
そのため、マンシュリアン法とパーレー法は、ともに近い攻略法と言っても過言ではありません。
マンシュリアン法とパーレー法のメリットでの比較
マンシュリアン法とパーレー法のメリットの比較を解説します。
まず、マンシュリアン法の攻略法は、徐々に勝率が上がっていくことが挙げられます。
負けるたびにベットする場所が増えていくので、どんどん勝ちやすくなるのが特徴です。
先ほどの検証の通り、利益のラインとなる5連敗を喫する確率は非常に低く、かなり勝ちやすい攻略法です。
パーレー法は逆に連勝することで効果を発揮するので、連勝を求めるほど勝率が下がっていきます。
この点がマンシュリアン法とパーレー法の対照的な点といえるでしょう。
一方、パーレー法は損失が最小限に抑えられる点が挙げられます。
パーレー法はどんなゲーム展開になっても最初にベットした金額が損失になります。
例えば、最初に1ドルベットした場合、2連勝で失敗しても100連勝で失敗しても損失は1ドルで済むのです。
しかし、マンシュリアン法は、6連敗での損失が発生した場合の損失は大きく、1ドルでスタートしても21ドル(1+2+3+4+5+6)に膨れ上がります。
負けると倍に増えていくマーチンゲール法よりは少額ですが、それでも大きな損失です。
これらのことから、勝ちやすいマンシュリアン法と負けても損失が少ないパーレー法との違いがあります。
パーレー法とマンシュリアン法のデメリットの比較
マンシュリアン法とパーレー法のデメリットの比較を行いましょう。
マンシュリアン法のデメリットは、ある程度資金が必要ということです。
最初は確実に負けるため、数ドル以上の予算は必須です。
一方、パーレー法は、最初に1ドルの予算でも遊べます。
現実的に数ドル程度でオンラインカジノをプレイするユーザーはいません。
しかし、長く遊べるという点ではパーレー法が優れ、マンシュリアン法は長く遊びにくいといえるでしょう。
パーレー法のデメリットは、、どれだけ連勝が続き、大金を手に入れていたとしても、一瞬で利益が消滅することです。
例えば、攻略法を続けている間に、1回でも負けてしまうと利益がなくなります。
損失としては、最初のベット金額という少額です。
しかし、心理的なショックは大きく、次のゲームに臨む意欲が失われるユーザーもいるかもしれません。
ただ、いずれもマーチンゲール法のような大きな損失をもたらすといったデメリットはありません。
そのため、オンラインカジノの最初の頃にプレイする方法として魅力的です。
これらのデメリットを克服するには、マンシュリアン法では、ある程度の予算を用意すること、パーレー法は3連勝でやめるなど少額の利益を重ねることです。
また、パーレー法で予算をコツコツ貯めて、マンシュリアン法で増やすという組み合わせも良いかもしれません。
ここまでマンシュリアン法とパーレー法のデメリットの対比をしました。
しかし、マンシュリアン法とパーレー法では共通したデメリットがあります。
それは、ルーレットのタイプによって攻略法が使いにくくなる点です。
アメリカンタイプ(00が増えて当たりにくくなる)やメキシカンタイプ(00と000が増えて当たりにくくなる)では、負けやすくなるので注意しましょう。